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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のアニメ配信情報

アニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、『機動戦士ガンダム』シリーズ作品ということもあり、多くの配信サイトで視聴することができます。

配信サービス配信状況月額料金(税込)特長
DMM TV 配信中550円30日間お試し無料
U-NEXT 配信中2,189円31日間お試し無料
dアニメストア 配信中550円初月お試し無料
Netflix× 配信なし790~1,980円広告の有無、画質、同時再生端末数別の4プラン
Amazon Prime Video 配信中600円30日間お試し無料
Disney+× 配信なし990~1,320円画質、同時再生端末数別の2プラン
ドコモからの入会することで実質1か月分無料
ABEMA プレミアム× 配信なし960円初回2週間お試し無料
Hulu レンタル1,026円初回1か月間お試し無料
FOD レンタル976円
TELASA レンタル618円初回2週間お試し無料
auスマートパスプレミアム× 配信なし548円初回30日間お試し無料
WOWOW オンデマンド× 配信なし2,530円
J:COM STREAM レンタル1,026円
バンダイチャンネル レンタル1,100円1か月間お試し無料
Lemino× 配信なし990円初回初月お試し無料
milplus レンタル1,026円
VideoMarket 配信中550円初月お試し無料
アニメ放題 配信中440円1か月間お試し無料
アニメタイムズ× 配信なし437円Prime Video会員登録必須
初回30日間お試し無料
ニコニコチャンネル レンタル550円プレミアム会員登録必須
AnimeFesta レンタル440~1,078円視聴作品別の2プラン
※2024年3月1日時点の情報です。最新情報は各配信サービスの公式サイトをご確認下さい。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は人気作品なので、ほとんどの配信サービスで見ることができます。
ただし、見放題で視聴できるのは、DMM TVU-NEXTdアニメストアAmazon Prime Videoアニメ放題のみです。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(通常版) (ブルーレイディスク)
小説 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
森口博子/劇場版「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」主題歌CDシングル「Ubugoe」(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)
安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編
【5月再生産分】HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)

アニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、「ファーストガンダム」とも呼ばれる1979~1980年放送の『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」のリメイク作品です。
「ファーストガンダム」の劇場版作品としては、1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』以来約40年ぶりの作品となります。

安彦良和による脱ニュータイプで描かれるガンダムシリーズ
テレビアニメ『機動戦士ガンダム』で、キャラクターデザイン及び作画監督を担当し、ガンダムのデザインのクリーンナップなども行った安彦良和は、1990年代にアニメ制作の現場から離れ、マンガ家活動をメインにしています。
その安彦良和が、2001年から10年以上もかけ、マンガという形で『機動戦士ガンダム』を描き直しているのが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』という作品です。

安彦良和によるガンダムシリーズは、人の革新である「ニュータイプ」にウエイトを置いた富野由悠季監督によるガンダムシリーズに対し、ニュータイプ思想を極力抑えた形で描かれているのが特徴です。

これについて安彦良和は、オウム真理教における一連の事件を取り上げ、『機動戦士ガンダム』が人類の革新であるニュータイプ思想をテーマに、一部の選ばれた人が世界を変えるという選民思想で理解されることに苦言を呈し、この理解の歪みを是正することが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を描いた動機だとインタビューで語っています。
ファーストガンダムに対する責任を負っているという創造者の責任感から、THE ORIGINを描くにあたり、設定のディテールにこだわり、可能な限り違和感を排除しようという意図で、ファーストガンダム当時の設定上で不自然なものや、当時から変化のあった科学知識などを反映させる形で設定が変更されています。
特に、上記の選民思想問題の回避のため、「ニュータイプ」を描かない新たなガンダムシリーズとなっているわけです。

THE ORIGINでは描かれなかったものの、THE ORIGIN準拠の作品
機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の作中では、過去の話として語られるのみで描かれることがなかったジオン共和国の成立期から一年戦争開戦までを、主人公をアムロ・レイの敵役だったシャア・アズナブルを主役にして描いていますが、それだけに留まらず、『機動戦士ガンダム』においてアムロ・レイが歩んだ物語も描き直しています。
2015~2018年にはOVAという形で、一年戦争開戦までの物語が全6章でアニメ化され、そのクオリティの高さで往年のガンダムファンも納得の仕上がりの作品となっていました。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、このTHE ORIGINの世界観に準拠する形で描かれた作品であり、「富野ガンダム」とは異なる「安彦ガンダム」のシリーズ作品であるわけです。

しかし、実は『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」のエピソードは、このTHE ORIGINでは割愛されて描かれていないため、THE ORIGINは本作品の原作には当たりません。
そのためもあって、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のタイトルには、安彦良和の意向により「THE ORIGIN」という名称は必要ないとして付けられていないのです。

安彦良和は第15話「ククルス・ドアンの島」には全く関わっていない
安彦良和は『機動戦士ガンダム』の制作時には、作画監督を務め、全ての作画のクオリティを監督していたわけですが、この第15話「ククルス・ドアンの島」は、ファンの間では作画崩壊で有名な回です。
実はこの15話は、多忙を極めた制作環境下で、やむを得ずまるまる1話を外部のスタジオへ丸投げ(外注)した回でした。
そのため作画が安定せず、安彦良和がノータッチのままオンエアされたのですが、見るに堪えない、見たくないとばかりに、安彦良和はこの回を長い間1度も見ないままだったそうです。

第15話「ククルス・ドアンの島」は「捨て回」
安彦良和は、この第15話のことを「捨て回」と呼んでいます。
と言うのも、この回は、本筋のジオンと連邦軍との戦況に全く関係のないところで発生したエピソードで、アムロが出会ったジオンの脱走兵ドアンと、追手であるジオン兵のごく小規模な戦いが描かれたものだからです。

実は、この本筋から逸れたエピソード回というのは、この第15話「ククルス・ドアンの島」の他にも2つ存在しています。
それが、第13話「再会、母よ」と第14話「時間よ、とまれ」です。
第10話「ガルマ 散る」でシャアの策略にハマったガルマが特攻による壮絶な戦死を遂げ、第11話「イセリナ、恋のあと」では、婚約者だったガルマの仇を討たんとするイセリナの猛攻があり、第12話ではシャアに代わって新たな敵であるランバ・ラルが登場し、ギレン・ザビによる演説にシャアの「坊やだからさ」のセリフ。
そうして、これから新たな展開が始まるという時に、シャアもランバ・ラルも出ない、本筋とは関係のない話が3話も描かれているのです。

スポンサーの意向でシャアが左遷されたとの裏話もあるので、急な路線変更に対応するため、時間稼ぎで本筋に関係のないエピソードを挿入したとの見方もできます。であるとすれば、外注されたことや、安彦良和が「捨て回」と呼んだことにも納得がいくというものです。

「捨て回」は名エピソード
安彦良和が「捨て回」と呼んだ第15話ですが、作画崩壊で有名なだけでなく、話自体が印象に残るものだったことで、一部のファンたちに熱狂的に支持されている回でもあります。
他の「捨て回」2話に関しても、戦う息子を否定する母親とのすれ違いや葛藤を描いた第13話「再会、母よ」、MSも満足に配備してもらえない雑魚兵士たちがガンダムに時限爆弾を仕掛ける第14話「時間よ、とまれ」も、一部のファンの間では非常に高く評価されています。

第13話「再会、母よ」は、MS同士の戦闘がなく、人間ドラマが中心の回で、安彦良和が作画監督を務めていることもあって、人物の作画が冴えわたっています。
第14話「時間よ、とまれ」の方は、富野由悠季監督自らが脚本・絵コンテを担当し、名もなきジオン兵士たちを主役にした稀有なエピソードです。
アムロが肉親である母と共感し合えず断絶する姿を描いた後に、命の取り合いをしている敵がアムロに共感を抱く話を描いてみせた名エピソードとなっているこの2話。

そしてこの2話に続く第15話「ククルス・ドアンの島」は、戦場から離れても、体に染みついた戦いの匂いを払拭しないと、本当に戦争から逃れて日常には戻れないという、『ランボー』など数々の小説や映画で描かれている普遍的なテーマを描いたものです。

「ククルス・ドアンの島」は作品の裏テーマにおける最重要エピソードの一つ
『機動戦士ガンダム』の全話を振り返ってみると、この第15話は、長い戦いから解放され、コアファイターを乗り捨てて仲間の元へ帰っていくアムロの姿を描いた最終回の伏線とも解釈できるものとなっています。
そう考えると、ニュータイプやモビルスーツの裏に隠れて富野由悠季が『機動戦士ガンダム』という作品で描き出そうとした戦争や人間ドラマの構成上、この第15話は非常に重要な回であるとも言えるかもしれません。

富野由悠季監督が仕掛けたこの第15話、安彦良和は、作画の問題から黒歴史として長い間遠ざけてきたものの、近年になってその真価に気づいたのでしょう。
きっかけは、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と同じ「月刊ガンダムエース」で連載していた、おおのじゅんじのマンガ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』の存在を偶然に知り、このエピソードを再発見したようです。
安彦良和は、この第15話が作画崩壊など言われていることがずっと心残りだったと語ってはいますが、ファーストガンダム時代に出来に悔いが残る作画をやり直したいという浅い考えでのリメイクなどでは決してなくいはずです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN』という形で『機動戦士ガンダム』を描き直している安彦良和にとって、その存在価値に気づかずにスルーしてきてしまったものの、これを描かずして『機動戦士ガンダム』の作品世界を描き切ったとは言えない、という思いで望んだリメイクではないかと思われます。

「ククルス・ドアンの島」は、ガンダムファンにとっては知らぬ者がいない程に有名な回。
作画崩壊はもちろんのことながら、話自体が異色で記憶に残るエピソードなので、この回がリメイクされると聞いた時には、「なんでククルス・ドアン?」という疑問と同時にどこか納得してしまうところがあったんだよね

ほとんどの声優が、ファーストガンダム時のキャスティングになっているのは、ファンにとってはウレシイよね。
それにしても古谷徹が68歳で15歳の役やっているのスゴくない?

逆にドアン役の武内駿輔は24歳で、実年齢と役のギャップがエぐい。声優スゴっ!

本作でセイラ・マスを演じた潘めぐみは、今回は出番のないけど、ララァ役の潘恵子の娘さんなんだよね。今は『推しの子』の有馬かな役の方で知られているかな。
『機動戦士ガンダム』本編もリメイクして母娘共演も見てみたいところだね。

安彦良和は、自身による『機動戦士ガンダム』のアニメ化はこれが最後だって言っているね。
2019年のガンダム40周年プロジェクトが、本編全体のリメイク最大のチャンスだったのだけど、バンダイナムコのGOサインが出なかったのだから、今後の実現も可能性は低そう。
富野監督も安彦監督も共に高齢なんで、このタイミング逃したらこの先キビしいでしょ。

2人以外では、現時点で実現できそうな人って考えられないしね。
戦争を知らない世代の監督が作ったら全く別物になりそうだし。

劇場公開日:2022年6月3日
上映時間:108分

スタッフ
企画・制作:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:安彦良和
副監督:イム ガヒ
脚本:根元歳三
キャラクターデザイン:安彦良和、田村篤、ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男、カトキハジメ、山根公利
総作画監督:田村篤
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士、飯島亮
3D演出:森田修平
3Dディレクター:安部保仁
編集:新居和弘
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:松竹ODS事業室
主題歌:「Ubugoe」森口博子(キングレコード)

キャスト
アムロ・レイ:古谷徹
ククルス・ドアン:武内駿輔
ブライト・ノア:成田剣
カイ・シデン:古川登志夫
セイラ・マス:潘めぐみ
ハヤト・コバヤシ:中西英樹
スレッガー・ロウ:池添朋文
ミライ・ヤシマ:新井里美
フラウ・ボゥ:福圓美里

アニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公式サイト
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